お知らせ・イベント

高齢者学級 くりのみ学級 最終回「閉講式」 バイオリンミニコンサートとアンケート大会を実施しました

5月から始まったくりのみ学級も、いよいよ12月9日で最終回。これまで一緒に過ごした受講者のみなさんへ、公民館東分館から音楽の贈り物。姉妹バイオリンデュオ『Duo Deux Fleurs~デュオドゥフルール~』が華をそえてくれました。お二人は姉妹だけあって、ボーイングだけでなく、呼吸もぴったり。

クライスラーの「愛の喜び」、ヴィヴァルディの「四季」、編曲による「日本の四季のうたメドレー」、美空ひばりさんの「川の流れのように」など馴染みのある曲目が続きます。中でも「川の流れのように」はご家族から具体的な曲のイメージのアドバイスを得て、より歌謡曲のように、より情感をこめて弾いていらっしゃいました。曲のあとには、受講者のみなさんから「ため息」ももれ、「日常の雑事を忘れ、癒されるわね」という感想が聞かれました。そして、プログラムには本格的なクラシック音楽も・・・。ベリオ「2つのヴァイオリンのための二重奏」は姉妹の息のあった演奏でさらにドラマチックになります。そして、物語も佳境に入った大河ドラマ「真田丸」。お姉さんが低音から高温までの主旋律を、妹さんがオーケストラパートで演出を広げました。

バイオリンの楽器を扱うことや、良い状態に保つための工夫などのトークもあり・・・。

この近さでの華麗で迫力に満ちた演奏!そして最後はアンコール曲「さくらさくら」。筝曲用に作られた曲を、2台のバイオリンで、優しく、風で花びらがなびくように・・・。姉妹バイオリンデュオ『Duo Deux Fleursーデュオドゥフルールー』の中村ゆか里さん、中村里奈さん、素敵な演奏をありがとうございました。

 

さて、場面はかわりまして、皆勤賞表彰式です。今年は皆勤賞の20回出席者が6人、19回出席者が7人でした。お休みの理由は人それぞれですが、全員で、いつも健康で出席できることのありがたさを実感しました。企画実行委員の発案で、ご夫婦出席賞4組もあり、会場がとても和やかで温かい雰囲気に包まれました。9月に仕込んだ果実酒「かぼす酒」も、この3か月でじっくりと良い具合に熟成され、美味しい飲み頃を迎えました。くりのみ学級の受講生同士のつながりも程よく醸成されています。これまでの月日に思いを馳せつつ、全員でお祝いの乾杯をしました!

 

 

 

 

アンケート大会です。今年のくりのみ学級は、昨年のアンケート結果や感想文を参考にしています。みなさんの反響を元に、地域のこと、教育施設や公共施設、居場所づくり、社会参加としての学級・班行動などの要素を加味しながら、20回のプログラムを組んでいます。ただ「楽しい」だけではありません。「ためになる」「変わった」「つながった」という要素が必要です。今年のプログラムのテーマは、「実践と体験 いきいきとコミュニケーション」だったわけですが、実際に経験したみなさんの反応はどうでしょう?

第1位 落語を楽しみましょう(柳亭こみちさん)

第2位 野田市歴史散歩 野田市に見る「まち・ひと・しごと」
     (もの知りしょうゆ館、むらさきの里・野田ガイドの会)

第3位 国際関係・異文化理解
     日本とトルコの友情・イスラム寺院
     (トルコ文化センター・東京ジャーミィ)

第4位 日本で一番長い自動車会社・一番新しい自動車会社
     (日産横浜工場、日本エレクトライク)

    バイオリンコンサート(Duo Deux Fleursーデュオドゥフルールー)

 

最後は全員が感想を一言。40人の出会いと感動が、相乗効果でさらに大きな共感になった瞬間でした。「ありがとう」があふれる会場で、担当者として気づいたことがあります。講師や見学の受け入れ先は、決して簡単にお引き受けいただけるわけではありません。お引き受けいただいた後も、何度も話し合って、くりのみ学級の主旨へのご理解とご協力をいただいています。そして当日を迎えると、講師や見学先の全員が『今日はくりのみ学級のみなさんとお会いして、本当に良かった』とおっしゃってくださいました。受講者のみなさんと、講師や見学先とのコミュニケーションが良好であることの証です。受講者のみなさん、お一人お一人の満足そうな表情や、熱心に話を聞く姿勢を感じてのことだと思います。担当者である企画実行委員や職員こそ、受講者のみなさんの誠実さに心から感謝しています。

 

最後に、会計は残金101円。小金井市を通じて熊本地震義援金に寄付することになりました。私たちの思いと感謝の気持ち、出会いや勉強で得た喜びが、次の誰かの力になりますように・・・。

 

 

 

 

 


発行日:2016/12/09 (令和-2年12月09日)   最終更新日:2016/12/13 (令和-2年12月13日)

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