想像力を高めて「その時」に備える防災実践講座 終了しました(5)
想像力を高めて「その時」に備える防災実践講座では、最初の3回で「生き残る」ことに焦点をあててきました。残る2回は、「食べる」ことを取り上げて、前回は「非常食を食べる―家庭料理をご一緒に― ポリ袋で調理する方法~最小限の水・最小限の道具で いつもの食事を~」としてポリ袋調理法に挑戦しました。
さて、最終回の今日は、「常災兼備食品を利用するー普段使いに使える乾物と缶詰ー」です。常災兼備というのは、非常食を常に家に備蓄するためのアイデアです。非常食というと、乾パンやアルファ米などが代表的です。1年に一度、非常食の日などを設けているご家庭もあるかもしれません。
一方で、常災兼備食品は普段から食卓に利用できる食品です。特に非常食として意識しなくても、「家庭で保存が効く」食品を災害用備蓄品として活用しようというものです。つまり、レトルト食品や缶詰、乾物、根菜類、家庭菜園の野菜などのことを差します。常に「買う→食べる→買う→食べる→買う」の循環で新しいものを家に買い置きしておけば、いざという時に賞味期限も気にならず、そして、料理のレパートリーに加えることもできますね。
今回、材料になったものは
①鯖の缶詰(しょうゆ煮)
②鯖の缶詰(水煮)
③高野豆腐
④芽ひじき
⑤乾パン でした。
これらの材料が、
①鯖の押し寿司
②鯖ポテト ホイル焼き
③高野豆腐のころころ肉巻き
④ひじきネギドレッシング・季節の茹野菜にふりかけて
⑤乾パンキッシュ に生まれ変わりました。
クリスマス、年末年始を控えているので、品数を多くチャレンジして、おもてなし料理になるコースを作りました。
缶詰や乾物でこんなに素敵なお料理ができるなんて!
しかも、缶詰・乾物らしさがまったく感じられません。「缶詰は開けてそのまま食べるもの」、「乾物は煮て食べるもの」というイメージを覆して、普段の家庭料理のなかにさりげなく取り込むことができるレシピでした。これで「買う→食べる→買う→食べる→買う」の常災兼備の備蓄サイクルが完成です!お試しを!!
発行日:2016/12/13 (令和-2年12月13日) 最終更新日:2016/12/28 (令和-2年12月28日)
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